seek for sounds, step into forms...

* * * * * 色とともに生きる共感覚者から * * * * *

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演じる音、感じる色

たまたま手元に届いた、中学校の部活の同窓会のはがきが一枚。色を重ねた仲間たちから。
何とも言えぬ懐かしさや嬉しさに昔日の記憶に思いを馳せてみる。音楽は、永遠の絆だもの。
今からひと昔前に、私は一人の中学生として合唱に明け暮れる日々を送っていたのか。
思い返すだけで、感慨深い気持ちになってしまうのは、はて、なぜかしらん。しばし立ち止まる。
共感覚のキの字も知らずに、毎日色を求めて仲間と歌い続けていたのだから、不思議だね。

日本語の響きが迸る色の蒸気の如き存在に昇華する、歌うことはそんな喜びと冒険。
それも、たった一人の歌声だけではないのだから、私にとっては化学反応のように楽しい。
音楽を聴くことは今でも日々の習慣なれど、音を描く演者の一員となるのは感動的なことだ。
季節の気候、日々の天気が織り成す人の声の繊細さにまた別の旋律が流れ出すほど。
幾重にも重なった色の記憶、これは本来は私だけが築いたものではない。仲間に多謝!

そういや、妙な記憶がある。顧問は当然音楽の先生だったが、彼女の言葉で忘れぬことが一つ。
とあるオペラ歌手の声が「黄色で気持ち悪い」と言っていたのを覚えている。無論、この黄色が
一般的な意味合いでの"黄色い声"ではないのは当たり前。当の歌手は男性歌手だものねぇ。
後の日に、その歌手のCDを視聴してみたら私にはどうにも紫色の声にしか聴こえなかった。
彼女の当初の意図は、歌い方と声の色の関係を説明すること。何ともおもしろいお話だこと。

今度同窓会で再会したら、彼女に音の色について語ってみようかな、とふと思うのでありました。
自分の中学時代は決して明るくはなかったものの、音楽の光に満ちていたから幸せもそこに。
日本語の美しさを共感覚として噛み締めていた頃が今となってここまで愛おしくなるとは!
人の作りし楽曲を丁寧に紐解き、音の一粒一粒を演じきるのは掛けがえのない行為なのさ。
何かを造ることばかりに目を向けるだけでなく、造られたもの等に目を向けると爽やかさを感ずる。

In the forest, you'll find the nest...
  1. 2008/08/07(木) 23:10:09|
  2. おとをみる いろをきく
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